2009/01/30

紙使用量



毎日新聞に「auが地球環境保護で説明書の紙使用量を半減」という記事が出てました。

印刷会社にとっては、「紙の使用量が減る=売り上げが減る」ことになるのですが、それを恐れずに印刷会社からお客様へ提案をする勇気が必要だと感じます。

印刷会社ができる一番の提案は、印刷物のサイズを見直してもらうことだと思います。四角い紙に印刷するとき規格サイズの紙に印刷物を何丁付けることができるかによっていわゆる余白部分が大きく変わってきます。
サイズがあと数センチ短ければ大きな紙一枚に4個印刷していたのが5個印刷することができるようになるとすると紙の使用量は約20%削減できます。
お客様に積極的に提案して仕様変更いただくことも、資源の無駄遣いを減らすことにつながります。

そのような提案ができるマインドを持ちたいです。
パッケージ印刷・商業印刷 トキワ印刷


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2 件のコメント:

  1. 大阪大好き2009年10月10日 3:01

    はじめまして。業者ですので宣伝めいてはと思い匿名で記させていただきます。素晴らしいお考えですね。良心的なお立場で営業活動なさることがきっと永続的なお取引に繋がると思います。
    衣食住に困ることの少ない日本ですから消費者がお金を使うところは安心安全とエコ商品に変わってますね。少なくとも購買力の高い層はそうなっているようです。
    私が日本のパッケージ印刷で 「?」に思う点がいくつかあります。一つは材料のロスが多すぎる点です。印刷会社さんが悪いわけではないのですが、ピンホール一つでゴミ箱行きの厳しい品質チェックが課されているのでどの印刷会社様でもせっかく綺麗に印刷されたものがごみの山になっていますね。消費者は開封したらすぐに捨てるものなのに。もったいないですね。 もう一つはヨーロッパのお薬の箱には点字が入っているのに、同じ先進国の日本のお薬の箱にはありません。何か良心が足りない気がして寂しさを感じます。

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  2. 大阪大好きさん、コメントありがとうございます!

    ヨーロッパではパッケージへの点字付与が法律で義務化されている国もあるようで、昨年のドイツでの展示会では、貼り機に点字ユニットが当たり前のようについていました。
    良いところは見習って行きたいと思います。

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