2012年4月11日水曜日

容器包装リサイクル法 カーボンフットプリント

昨日、東京であった容器包装リサイクル法とカーボンフットプリント制度に関するセミナーに行ってまいりました。

■容器包装リサイクル法
缶、ビン、紙箱、プラスチック包装などは、消費者の手元に商品が届くと捨てられてしまうものですが、これを分別収集・再商品化することで、資源の有効利用を図ります。

私どもが製造している紙製包装容器(紙箱や台紙など)もこの法律の適用となっていて、回収して再商品化することが定められています。
現実には、我々が消費者から直接回収することは不可能なので、「再商品化委託料」というのを払ってます。

で、紙製容器包装の回収率ってどのくらいかというとおよそ2割だそうです。8割は一般ごみや産業廃棄物として処理されているようです。(事業所から出るごみはすべて産業廃棄物となるのでリサイクルのルートには乗りにくいんです。)

我々パッケージメーカーができることは、紙製容器包装をご利用いただくクライアントに対してパッケージ形状の変更や紙厚の変更などで使う資源量を減らすことだと思います。

近々法律の改正が検討されるようですので、容器製造メーカーの負担が少しでも軽減されるよう期待します。(我々は毎年、数百円の再商品化委託料を支払うために、かなりの事務的負担がかかっています、、、)


■カーボンフットプリント制度
この3月末まで試行事業として、国の補助金のもと実施されていたカーボンフットプリント事業が4月からは民間で運用されるそうです。

その商品が、原材料調達~製造~消費者の手元に届き、廃棄されるまでのライフサイクルでどれだけ二酸化炭素を排出するかを商品ごとに計算し、パッケージ等に明示することで、環境意識の高い消費者が商品を選ぶ際の情報にしようという、考え方です。

コンセプトはいいのですが、計算がとても面倒なうえに、内容を審査してもらって認証を受ける必要があり、膨大な手間と結構なコストがかかります。

一方で、「カーボンフットプリント」という言葉の認知度は10%ぐらいしかなく、せっかく労力と費用をかけても消費者に伝わらないのが現状のようです。

カーボンフットプリント制度は、排出量の算出方法をルール化して比較可能なものにしなければならないというところからはじまったのですが、現状ではすぐに普及しそうな雰囲気ではないようです。


エコな活動は、その志も大切ですが、その活動がいかに理解され普及してゆくか、継続可能な活動となるかが重要ですね。
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パッケージ印刷・紙箱製造 トキワ印刷
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