2008/10/22

本当の意味でのオンデマンド印刷の価値



http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20081021/1020194/


印刷業界で最近よく話題に出るのが、オンデマンド印刷。正式にはPrint on Demandで"必要に応じて印刷する"というものです。

早い話が、小ロット商品を必要なときにいつでも印刷できる、というこれまでの印刷の常識とは180度反対の発想です。

これまでの印刷屋が考えてきたことは、いかに効率よく機械を動かすか、ということで印刷現場の本心としては段取り替えが頻繁に発生する小ロット品は避けたいわけです。
なので、印刷屋はよく「そんなに小ロットならオフセットでいかずにデジタル印刷機でオンデマンドでやったほうが安くつきまっせ」といってしまうんです。
でもこれって、マイナス思考ですよね。「しゃあないから少し品質は落ちるけどオンデマンドでやりましょか」というふうにお客様には聞こえていないでしょうか。

前置きが長くなりましたが、共同印刷さんのオンデマンドの発想は「オンデマンドだから出来る」というプラス発想に立ったものだと思います。
「今までのオフセット印刷では作れなかったものを、オンデマンド印刷だから出来ますよ」とオンデマンドの長所をうまく商品化していると思います。

以前の投稿でもあげたように、オンデマンド印刷の品質も上がってきていますし、オフセット印刷機命の考え方を変えてみてもいいのかも知れませんね。(プラス思考で)

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