2010/10/18

店頭POPや陳列棚



最近、店頭POPや店頭陳列什器の設計などの案件が多く、店舗視察したり見て廻っております。

そこで感じるのは、業種によって使われ度合いに大きな差があるということ。
POPや陳列什器は店頭での訴求力を高めるため、メーカーさんが無償で販売店に渡して使ってもらっているものです。
電化製品などはもともと製品のサイズも大きいので、店頭でも陳列什器を置くぐらいのスペースは充分にあり、結構使われているイメージがあります。
一方で、ドラッグストアなどではとにかく品揃えを重要視しており、スペースをとる陳列什器などはほとんど活用されておらず、逆に店舗さんの手書きPOPなどの方が良く使われているよう。

ドラッグストアでは、陳列什器に入ってきた商品を取り出し商品だけを棚に並べ、陳列什器は捨ててしまっていることが多いのです。

メーカーからすれば、せっかくコストをかけてPOPや陳列什器を作ったのに店頭では逆に邪魔者扱いされてしまう状況は大変やるせないと思います。
制作費用だけでなく、歪な形の什器を送るために大きな箱に入れなければならず運送費もかさみます。

華々しい陳列什器などがあったほうがセールスしやすいために卸さんなどから要望が出るのだと思いますが、結局店頭で使われないのであれば非常に勿体ないですね。

我々とすれば什器があればその分お仕事が増えるので有り難いのですが、せっかく作ったものが使われずに捨てられてしまうのは悲しいです。

何かよい策はないかと考え中。
パッケージ印刷・商業印刷 トキワ印刷

"
"


0 件のコメント:

コメントを投稿