2012/02/28

現像廃液削減システム導入

トキワ印刷株式会社は2月28日にFFGS社製XR-2000を導入し、運用を開始いたしました。

XR-2000はオフセット印刷用プレート(刷版)の現像時にでる現像廃液を濃縮する、現像廃液再処理装置です。

XR-2000により、現像廃液は水と濃縮された廃液に分離されます。廃液は約1/8の体積になり、産業廃棄物の削減につながります。
また取り出された再生水を現像機で再利用することにより、水道使用量の削減に繋がります。

写真右の円筒形のタンクに入った現像廃液は、真ん中の四角い装置で減圧状態で蒸留され、水を取りだします。1/8の体積になった廃液はいちばん左のポリタンクに入り、真ん中の2つのポリタンクに再生水が溜まります。
減圧状態にすることで低い温度(約30℃)での蒸留が可能で、消費電力も抑えられています。

トキワ印刷はこれまでも環境問題に積極的に取り組んでまいりましたが、今後とも環境負荷の低減に努めてまいります。
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パッケージ印刷・紙箱製造 トキワ印刷

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