2008/10/28

カーボンフットプリント



カーボンフットプリントとは、商品パッケージにその商品の製造過程でどれだけ温室効果ガスを排出したかを印刷する、というもので、別名カーボンラベリングとも言われています。
<http://ja.wikipedia.org/wiki/カーボンフットプリント>

たとえば食品であれば、原材料の栽培、運送、加工、梱包、保管(冷蔵・冷凍)、配送などの過程を経て店頭に並びますが、各過程でどれだけの二酸化炭素やその他の温室効果ガスを排出するかをパッケージに印刷します。
そうすることで消費者はより環境負荷の低い商品を選びやすくなる、というのがカーボンフットプリントの目的です。

イギリスではすでに取り組みが始まっており、日本でも2008年に研究会が立ち上がりました。

一方で、同じ商品でも流通経路が複雑であればカーボンフットプリントの計算は大変複雑になり、かつ、その商品がどういう経路を通って誰に渡るかで温室効果ガスの量は変わってしまいます。
たとえば、大阪で作った商品を関西で販売するのと、北海道で販売するのでは排出ガスの量は全く変わってきますが、それをいちいち表示するのか、平均値として表示するのか、などの議論があります。。

個人的には少しやりすぎのような感があります。確かに温暖化を防ぐという目的は崇高ですが、カーボンフットプリントで意味のある数値を載せようとすると運用コストはかなりのものになることが予定されます。
カーボンオフセットもそうですが、環境保護を名目になんか新しい仕組みを作って儲ける、という発想が見え隠れしてしまうのは私だけでしょうか。

大阪のパッケージ印刷、パンフレット印刷なら、トキワ印刷株式会社

"
"


0 件のコメント:

コメントを投稿